英語初心者がただ海外旅行や世界一周に行っただけでは英語は上達しない!その4つの理由

英語初心者がただ海外旅行や世界一周に行っただけでは英語は上達しない!その4つの理由

海外に長期で行ったらおのずと英語が上手くなるかも!?

世界一周して帰国したら、ある程度英語もペラペラになっているのかな!?

と思ったことはありませんか?

 

単刀直入に言うと、英語初心者の人が海外旅行や世界一周をしただけでは、英語は絶対にペラペラにはなりません!

 

え?そうなの?と思う方もいると思うので、今回は海外に旅行をしても英語が話せるようになら理由を追求していきます。

 

Contents

海外旅行では基本的に同じ英語しかを使わない

まず、海外に旅行をすれば英語を使う機会はたくさんあります。

なので、おのずと英語が勝手に上達するのでは?と思いがちですが、ここが落とし穴です。
実際に旅行をしてみればわかりますが、実は旅行中は基本的に同じような英語がしか使わないんです。

それも、想像してみればわかるかもしれませんが、まず飛行機やバスなどの移動の際は、ほとんど英語は使いません。
英語が使う場面があったとしても、入国審査の際に「何日滞在か」「何をしに来たか」などの簡単な受け答えになります。

そして、どこの国の入国審査でも同じような質問です。

そして、ホテルに移動して、ホテルについたら自分の名前・予約番号を見せてチェックインをして、ホテルの説明を聞くことになります。

これもどこのホテルでもほとんど同じ感じですよね。
そして、レストランでも欲しいものを注文するなども、基本にはどこでも同じです。

このように、海外に旅行をする人の毎日のルーティンは基本的に同じなので、海外にいるといっても、8割以上は同じような英語を使っているのです!

なので、海外に行けば、ホテルなどや移動やレストランでの英語はある程度問題なくスムーズに話せるようになるかもしれませんが、それ以外はあまり話せるようにならないのが現実です。

 

海外情報もインターネットを利用すれば日本語で書かれた情報が充実しているので、それに頼ってしまう

今やインターネットを見れば、世界中のいたる場所の情報がありふれている時代になってきました。

行ったことのない海外の情報でも、求めている大概の情報が日本語で手に入ります。
だからこそ、海外に行っても英語を使う機会も本当に少なくなります。

例えば、ある都市に行って空港から市内までの行き方を知りたい場合、ほとんどの人がまずはインターネットで日本語を使って検索します。

そして、相当マニアックな場所でなければ、ほぼ100%の確率で日本語の情報が出てくるでしょう。

インターネットに情報があまりない時代であったら、色んな人に行き方や道順を聞いたり、英語で情報収集をしたりする必要があった為、英語を使う機会も多かったかもしれません。

しかし、今はそれさえ簡単に完結してしまうので、おのずと英語を話す機会も減ってきてしまうのです。

だからこそ、英語を使う必要がなくなり英語の上達にも繋がりません。

 

 

ある程度の会話についていけないと、旅中の人との交流もおろそかになってしまい、結果英語が上達しない

 

海外の人と話す機会を設けたり、外国人に積極的に英語を使って話していけば上達するんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、筆者が思うに、正直そういったことを旅中に持続出来る人はほんの一握りです。

相当精神面が強く、あっけらかんとしている人でないと無理だと感じます。

旅行初心者は皆、積極的に海外に友達を作ったり、ゲストハウスなどで海外の人の輪に入っていったり、英語を話そうと意気込んでいる人はたくさんいます。

しかし毎度毎度となると、どこかのタイミングでほとんどの人が苦しくなってしまったり、疲れてしまったりするのです。

日本にいても、大人になればなるほど友達作りというものは、難しくなりますよね。

それにプラス苦手な英語で会話するが加わることは、どれだけハードルが高くて精神面にも負担がかかるか想像できますよね。

さらには、実際に海外のバックパッカーの輪に入るとわかりますが、英語圏の国でなくてもバックパッカーをしている人のほとんどが流暢な英語を話します。
その中での会話についていこと思うと、高いレベルの英語力が必要となってきます。
もちろん、そこで踏ん張って英語力を伸ばそうと向上心を持って常に英語環境に浸れればいいですが、旅行中のメインである移動や観光に体力を奪われてしまいがち。。。

ほとんどの人が疲れてしまい、さらには英語を話すのが億劫になってしまう人もいます。

 

英語ができないと、日本人で固まりがちになってしまう

英語初心者の状態で海外旅行をすると、どうしても英語ではなく日本語に頼りがちになり、日本人と一緒にいることが多くなってしまいます。

もちろん日本人といることが悪い!というわけではありませんが、英語が伸びるか伸びないかの観点から行くと、もちろん伸びないですよね。

特に旅の後半などになってくると、英語に疲れたり旅に疲れたりします。
そこで、日本人といると、日本語も通じて文化同じで理解しあえるためとてもラクなので、どうしても日本人の周りが心地よくなってしまします。
実際に世界一周などをすると、この体験はほとんどの人がするのではないかなと思うほどのあるあるです。日本同士は本当にラクで居心地が良いのです。

最初は英語を伸ばそう!と意気込んでいても、英語が上手く話せないと最終的には、日本人の輪に行きがちになってしまうのが事実です。

 

インプットせずにアウトプットは絶対できない

これらの理由から、ほとんどの英語初心者はただ海外旅行や世界一周に行っただけでは英語は上達することはないと言えます。
今や、グーグル翻訳や日本語でインターネットで検索するなど、海外でも日本語で生活が出来てしまう時代です。
だからこそ、海外に行っただけでは、英語がペラペラになるというのは不可能に近いでしょう。

なので、海外旅行に行って英語を伸ばしたいと思う人は、必ず英語の勉強をして「インプット」をする必要があります。

旅中でも語学学校に通ったり、単語や文法を自分で勉強したりと、当たり前のことかもしれませんが、しっかりとした勉強が英語の上達につながります。
このインプットがないと、もちろん話すというアウトプットには繋がらないのです。

もしあなたが、海外旅行に行っただけで英語が話せるようになれるのかな?と思っていたら、それは誤解で、勉強を続けながら、しっかりとした意志を持って海外旅行に行ったら英語が話せるようになるということです。

英語が話したい!と思う人は、まずは「インプット」と部分をしっかり頑張っていきましょう!