世界を周ったからこそ見えた、世界のLGBTQ事情を解説!

世界を周ったからこそ見えた、世界のLGBTQ事情を解説!

日本では(法的な制度ではないが)パートナーシップ制度ができる市町村が増えていって、本当に少しずつLGBTQのことが知られていっています。

実際に20代から下の人たちは身近に感じている人が本当に多いかと思います。

じゃあLGBTQの世界事情って今どうなの?

ということを、実際のLGBTQの当事者である私が世界を周ってどう感じたのか?などを交えて、世界の事情とともに説明していきます!

同性婚ができる国はあるの?

日本では法律上では、同性同士が結婚できることは許されていません。

しかし世界を見ると、特に先進国と呼ばれる国は、多くの国が同性婚を法律で認めています。

もちろん先進国だけでなく、たくさんの国が同性婚もしくは、法的制度があるパートナーシップを認めています。

国の数で言うと、同性婚の制度がある国は27カ国、法的なパートナーシップの制度がある国は10カ国あります。

また、もうすぐこういった制度が法の下で出来るという国も幾つかあります。

G7の加盟国(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)に関しては、日本以外の国すべての国が法的制度があるパートナーシップ制度か、同性婚を認めています。

アジアでは、台湾が昨年同性婚が可能になりました。

このように、日本はLGBTQが浸透し始めていると言っても、世界的には(特に先進国の中では)結構な遅れをとっていることが分かります。

特にLGBTQフレンドリーの国は?

LGBTQにフレンドリーな国は実際どこなの?

ということですが、
ゲイ専門旅行ガイド誌によると、2019年最もLGBTQフレンドリーな国は、「カナダ」「ポルトガル」「スウェーデン」です。

私が行ったことがある国は、「カナダ」と「ポルトガル」ですが、肌で感じるくらいLGBTQフレンドリーでした。

もちろん都市によって差はあると思いますが、私がいった場所は本当にLGBTQが浸透しているなと感じました。

当たり前のように、同性のカップル同士で手をつないで歩いてますし、私は前のパートナーがカナダに住んでいたので、学生の頃は何回かカナダに行っていますが、どこにいってもカップルとして馴染めました。

もちろん変な目で見てくる人はいないですし、当たり前のようにいちカップルとして扱ってくれます。

ポルトガルは、たまたまかもしれませんが、男性同士のカップルが本当に多くいました。

もちろん当たり前のように「普通」のカップルとして扱われていました。

の他にも、オーストリア・ベルギー・デンマーク・フィンランド・アイスランド・マルタ島・オランダ・ニュージーランド・ノルウェーなどヨーロッパを中心とした、主に欧米諸国がLGBTQフレンドリーの国とされています。

ちなみに、このランキングの中での日本の順位は68位でした。

私の実経験では、「カナダ」「ニュージーランド」「台湾」は特にLGBTQへの理解が高かったです。

そして、私的には「タイ」もLGBTQが当たり前のように生活に馴染んでいる感じがありました。

※「SPARTACUS Gay Travel Index 2019」

SPARTACUS Gay Travel Index 2019

同性愛が犯罪となる国は?

しかし、すべての国がLGBTQに対して、偏見がなく浸透しているわけではもちろんありません。

日本よりも遅れをとっている国は多くありますし、宗教上ご法度な国もたくさんあります。

その中でも、極端に同性愛に厳しい国もあります。

イラン・サウジアラビア・イエメン・スーダン・ソマリア・ナイジェリア(北部)に関しては、同性愛自体が死刑に値するほど重い違法になります。

他にも、死刑まではいかないもの、違法の国はたくさんあります。

特にイスラム宗教の人が多い国が多い傾向にあるので、国というよりもその国の主要宗教上厳しいということが大きいかもしれません。

世界と比べた日本のLGBTQ事情

では、実際に日本って具体的にどれくらいLGBTQフレンドリーなの?

ということですが、まず現在の日本では、法制度の元ではないものの、それに近い形で証明してくれる「パートナーシップ制度」があります。

市町村によるもので、現在パートナーシップ制度を認めている市町村は50以上あります。

また、これからもどんどん増える予定です。

また同性婚ができないことによる裁判が行われています。

教育にも少しずつLGBTQについて取り上げられています。

そして、LGBTQフレンドリーかどうかについては、LGBTQ当事者の私が、日本に改めて住んで思うのは、良い意味でも悪い意味でも「興味がない人」が多いと感じます。

フレンドリーではないもも、そこまでヘイトではない印象です。

確かに、LGBTQ自体の認知はまだまだで、教育もしっかりしているかと言われると、欧米諸国に比べたら全然です。

法制度上のパートナーシップ制度や同性婚の合法化への道のりもまだまだかと思います。

しかし、これは宗教上(無宗教の人が多い国)の問題もあるかもしれせんが、非常に抵抗がある!

という人は少ない感じがします。

アメリカなどは今はある程度LGBTQが認知されていて同性婚も可能ですが、10年前までは本当に差別がすごく、LGBTQ当事者に罵声や物が飛んでくることもよくありました。

今も稀にあるそうです。

しかし日本は、そのような極端な差別は、比較的少ないように思えます。
(国柄もあるかもしれません)

そういった意味では、LGBTQ当事者にとって比較的生きやすいという部分も持ち合わせているのかなとも思います。

逆にそういった興味のなさが、制度の遅れをとっているという面ももちろんあるかと思います。

まとめ

旅行をした中でもやはり、欧米諸国は本当にLGBTQに対しての理解度が高いなと感じました。

日本では若い世代はある程度、LGBTQの認知度や理解度が高いですが、ニュージーランドやカナダではお年寄りの世代でも理解がある人が多いように感じました。

日本は、まだまだ先進国の中ではLGBTQの制度や教育が整ってないですが、これから日本ももっとLGBTQという言葉が浸透して、いち早く同性婚が普通に出来る世の中になれるように、当事者の人も、当事者じゃないけど支援してくれる人とともに頑張っていきましょう!