ドバイの治安や観光スポットを紹介!ドバイで女性が注意すべきことは?

ドバイの治安や観光スポットを紹介!ドバイで女性が注意すべきことは?

ドバイは日本からの渡航者に対してコロナの緩和措置をとっている国で、日本人にとっては比較的旅行しやすい国といえます。


また、万博も開催され注目を集めたことで今後ますます日本人旅行客が増えることが予想されます。


そこで今回は、ドバイの治安や観光スポット、そして注意点などをご紹介します!

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ドバイの治安

いかなる政府機関の影響も受けず、世界の主要都市の安全指数を犯罪率などをもとに数値化しているサイトNumbeoによると、ドバイの治安はアジアの都市別安全指数ランキングで5番目に良いという統計が出ています。


<アジアの都市別安全指数ランキング>(安全な順)


1位 ドーハ

2位 アブダビ

3位 台北

4位 シャルジャ

5位 ドバイ

6位 メッカ

7位 マスカット

8位 マナーマ

9位 香港

10位 エレバン

11位 東京


同じアラブ首長国連邦のアブダビは2位、そしてシャルジャは4位でした。


ドバイは2位のアブダビと比べると安全指数が4ポイント少ない5位でした。


それでも、ドバイの安全指数83.66という数値は非常に高く、これは世界でもトップクラスに入ります。

ドバイのコロナ安全度(2021年10月時点)

 

透明性の高い情報供給を目指す金融テクノロジー企業ブルームバーグの調査によれば、現在、ドバイがあるアラブ首長国連邦のコロナ安全度は世界で6位でした。


1位はアイルランド、日本は29位でした。

 

この調査はブルームバーグが毎月まとめ発表している世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」で、ワクチン接種の接種率や、ロックダウンの深刻度、その国の空港に発着している航空会社のフライト能力などが査定の対象となっています。

 

 

アラブ首長国連邦は日本と比べるとだいぶコロナが落ち着いているようですが、それでも感染してしまうケースもあるので、もともと免疫力の弱い方などは十分に気を付けましょう!


2021年10月25日現時点では、ドバイを訪れる日本人でワクチンを2回受けてから28日経過している人に対しては自主隔離が免除されています。


詳しくは外務省のこちらのサイトから最新の情報を入手してください→

『新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置』

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

ドバイを女性が訪れる際に気を付けたいことは?

ドバイの治安は比較的良いので、日本人女性が一人でドバイを訪れても特に事件に巻き込まれるようなことは少ないようです。


また、道や公共交通機関は清潔で過ごしやすいという印象を持っている現地在住者が多いようです。


注意点としては、ドバイがイスラム国であること。


極端な肌の露出は避けた方が良さそうですね。


日本では当たり前のミニスカートで生足を出すようなことは、ドバイの町中では非常に目立つのでタブーだと思っておいた方が良いでしょう。


しかし、外国人旅行者に対しては服装のルールが厳しくないので時と場合によっては大丈夫そうです。


とくにビーチやバーなど規制が緩い場所では露出しても問題なさそうです。

ドバイ観光で知っておいた方が良いルール

 

・公共交通機関内での飲食や居眠り

ドバイでバスや電車に乗る際には注意が必要です。


日本の電車では疲れて居眠りする光景が日常茶飯事ですが、ドバイでは居眠りも罰金の対象となります。


また、観光地だからといって旅行客が移動中に電車内で飲食するのも禁止されています。


日本やヨーロッパでは電車の旅でお酒を飲んだりお弁当を食べるのは旅の醍醐味とされていますが、「所変われば品変わる」とはまさにこのこと!


その地の文化やルールを尊重して旅を楽しみましょう。


※ガムを噛むことさえ禁止されているそうです。

・公共の場でマスクを着用しないと罰金!

 

ドバイではマスク未着用の人は厳しく取り締まられているようです。


公共交通機関はもちろんのこと、お店に入る際や道路を歩くときでも着用が求められています。


しっかりと規則を守って無駄な罰金の支払いを避けましょう!

・公共の場で泥酔したり性行為に及んだりするのは完全アウト!

ドバイで飲酒が許可されているのはホテルのバーやレストランだけです。


しかし、たとえホテル内でお酒を飲んで酔ってしまったとしても、屋外の公共の場で泥酔して人に絡んだり、性行為に及ぶのは、ドバイでは罪に問われます。


実際に日本人旅行者が車の中で性行為に及び国外退去になった事例があるようなので、絶対にやらないようにしましょう。


また、お酒を購入する場合も注意が必要です。


アルコールライセンスという許可証を持っている人のみが規定された場所のみでお酒を購入することができます。

・無断で他人の写真を撮ったら人生を棒に振る!?

 

肖像権の侵害に当たることから世界中で他人の後ろ姿でさえ写真を撮る際には慎重になりつつある時代ですが、ドバイはその中でも群を超えています。


ドバイでは政府関係者や軍関係者はもちろんのこと一般人の写真を無断で撮ることも禁止されています。


罰金の額も非常に高く、一枚の写真で一生を棒に振るような多額の支払いを命じられたケースも!


セキュリティーカメラが街中のいたるところにあるため罰金は免れないと思った方が良いでしょう。


それに、ロボットに罰金を支払うのは避けたいですよね。

・信号無視や横断歩道がない場所で道路を渡る行為も罰金の対象!

ドバイではシンガポールのように社会の規範を乱すあらゆる行為は罰金の対象になると思っておいた方が無難です。


実際に、信号無視や横断歩道がない場所で道路を横切る行為はセキュリティーカメラなどで見つかった場合罰金の対象となるので気を付けましょう。

・他人の子供を触る行為もタブー!

在ドバイ日本総領事館の情報によればドバイでは、外国人による女児に対する強制わいせつなどが起きているようです。


イスラム文化では子供を他人が触ることはタブーとされている上に、上記のような事件が起きてしまっているせいで親御さんは余計に過敏になっていることが想像できます。


どんなに可愛らしい子供が近寄ってきたとしても決して頭を撫でたりしないようにしましょう。

ドバイ観光にビザは必要?

日本人が日本のパスポートでドバイに入国する際には、事前のビザ申請が不要です。


ドバイ国際空港の入国審査で30日間観光できる観光ビザ(Visit Visa)のスタンプを無料で押してもらえます。

ドバイで観光ビザを延長するには?

ドバイの国際空港でもらった観光ビザは30日間延長することが可能です。(有料)


延長の条件としてUAEに入国後一度も出国していないなどの制約があります。


延長する場合には、猶予期間が終わる前に手続きを済ませましょう。


詳しくは在ドバイ日本大使館のホームページに記載されています。


https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/itpr_ja/visa_visit.html

ドバイの観光スポット

世界中からお金持ちが集まるドバイは、世界屈指の観光リゾート地でもあります。以下ではドバイで人気の観光スポットをご紹介します。

1.パーム・ジュメイラ

ドバイのパーム・ジュメイラは、人口島パームアイランドのなかでも一番早くに建設が進められました。


高級ホテルやビーチ、ショッピングセンターなどが立ち並ぶリゾート地です♪

・ジュメイラモスク

ドバイで一番美しいと言われている寺院ジュメイラモスクは、ランドマーク的な存在の寺院で、日本人観光客にも人気の観光スポットです。


ジュメイラモスクでは、イスラム教徒以外の観光客にイスラム文化を理解してもらうために、ガイド付きツアーを開催しています。

・ビーチ

パーム・ジュメイラには美しいプライベート・ビーチがたくさん点在しています。


個人所有のプライベート・ビーチには立ち入ることはできませんが、ホテルが所有するプライベート・ビーチにはアクセスが可能です。


ホテルを探すときには、景色の良さそうなビーチを所有しているホテルを探してみるのも良さそうですね。


このほか有料のパームジュメイラビーチがあり、こちらは肌を露出しても安心して過ごせるビーチです。


パブリックビーチが苦手という方にはこちらがおすすめです。

2.世界遺産「アル・アイン」

アル・アインは2011年にユネスコ世界遺産に登録されました。アル・アインはアラビア語で「泉」という意味があり、オアシス都市として古くから栄えてきました。


青銅器時代の集落跡や現在でも使われている3000年前の灌漑システムなどが見られます。


現地にはオアシス以外にもヒーリー考古学公園やアル・アイン国立博物館など見どころがいっぱい!


ヒーリー考古学公園には、紀元前3000年頃の農業地跡や住居跡、埋葬地跡などがあり、当時の暮らしが学べます。


また、アル・アイン国立博物館では、紀元前6000年に使用されていた石器や矢じりなどが展示されており、石器時代の人々の暮らしが分かります。


ドバイからは長距離バスで2~3時間あれば着くので日帰りの旅も可能!


長距離バスは地下鉄アル・グバイバ駅近くにあるバスステーションから発着しており、料金は日本円にすると約600円です。

3.カジノ

世界のお金持ちが集まるドバイには、カジノがありそうなイメージがありますよね。


しかし、ドバイはイスラム教の国なのでギャンブルは法律で禁じられています。


カジノ以外にも、競馬など賭け事に関する娯楽施設は一切ありません。

4.ビーチ

ジュメイラ・ビーチ(プライベート)以外にも、ドバイにはたくさんの美しいビーチがあります。


人気のJBRビーチは、ジュメイラ・ビーチ・レジデンスにあるビーチです。


とてもお洒落な雰囲気のビーチでショッピングやラクダが楽しめるメリットも!


また、ドバイメトロのNoorBank駅からタクシーで10分のところにあるカイトビーチは、サーファーに人気のスポットです。


地元民だけでなく海外から来たサーファーにも人気があります。


ビーチバレーやカヤックなどのマリンスポーツを楽しむなら、カイトビーチがおすすめです!

5.ショッピング

ドバイに行って少しがっかりした観光客も多いようです。


理由のひとつに、ドバイのショッピングモールやアウトレットで観光客用に高めの値段設定になっていることが挙げられます。


わざわざドバイに行くなら、お得にお買い物したいですよね。


地元民が訪れるお店なら、低めの価格設定で買い物が楽しめます。


ドバイのスーク(Souq)と呼ばれる伝統的な市場ではエキゾチックな雰囲気を楽しみながら、ドバイらしいお土産が手に入ります!


スークには、三大スークと呼ばれる「オールド・スーク」「ゴールド・スーク」、そして「スパイス・スーク」があります。

・オールド・スーク

ドバイならではの可愛らしい小物などを手に入れるならオールド・スークに足を運んでみてはいかがでしょうか?


迷路のような狭い路地でカラフルなショールやストールなども売られています。

・オールド・スークで気を付けたいこと

オールド・スークではお店の人に絡まれることもあるので、買いたくない物を無理やり押し売りされないように気を付けましょう。


ぼったくりもあるので、少し高すぎるなと感じたら冷静に値段交渉をした方が良さそうです。


また、カードでの支払いはなるべくさけるようにしましょう。

・ゴールド・スーク

 

金のネックレスや指輪などをお手頃価格で手に入れるなら一度は行っておきたいのが、ゴールド・スーク!


ゴールド・スークで売られている商品が安い理由は、加工料金やデザイン料金が安いためであると言われています。
そのため、ドバイには世界中からゴールド製品を求めて人々が集まっています。


ゴールド・スークでお気に入りのゴールド製品を探してみては?もちろん、値段交渉も可能です!

・スパイス・スーク

バラマキ土産にはあまり向いていませんが、お料理好きな方なら珍しいスパイスが手に入るスパイス・スークがおすすめかもしれません。


量り売りで売られているので、様々なスパイスを少しづつ購入して試してみることもできます。

日本で高額なサフランなどをドバイの価格と比較してみては?

ドバイの治安やルールをしっかり守って観光を楽しもう!


この記事では、ドバイの治安やドバイ観光の注意点、そして観光スポットなどをご紹介しました。


ドバイを観光する際には、様々なルールを守る必要があります。


特に女性は肌の露出などには十分に気を付けるようにしましょう。


観光客には少しハードルが高いと感じる面もあるかもしれませんがルールさえ守れば楽しく過ごせる国なので、ぜひドバイ観光を楽しんでください!



【参考文献】

『デルタで学ぶウイルスと共存の道-コロナ時代の安全な国ランキング』|ブルームバーグ  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-28/R039QSDWX2PZ01

 

『Asia: Crime Index by City 2021 Mid-Year』|NUMBEO  https://www.numbeo.com/crime/region_rankings.jsp?title=2021-mid&region=142

 

『海外安全対策情報(ドバイ及び北部首長国:在ドバイ総:2017年第1四半期(1月~3月)分』 在ドバイ日本国総領事館

https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/newhp/20170605saftyinto.pdf

 

『新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置』

|外務省 https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html