断崖に聳えるドイツの名城 “リヒテンシュタイン城” の魅力5つ

断崖に聳えるドイツの名城 “リヒテンシュタイン城” の魅力5つ

ドイツ南西部、深い森の断崖に聳え立つリヒテンシュタイン城をご存知でしょうか?
ガイドブックではあまり紹介されていないことが多いのですが、中世の魅力や雰囲気をお城の中にぎゅっと詰め込んだ、ドイツの代表的な美城のひとつであります。
今回は、そのリヒテンシュタイン城の魅力をたっぷりご紹介していきます。

1. 断崖に立つ城

この記事のタイトルにもあるように、リヒテンシュタイン城の最大の魅力は、何といっても切り立った断崖というロケーション

足がすくんでしまいそうなスリル満点の立地に、現実の世界とは切り離されたような世界が広がっています。
このお城のロケーションが世界中の人々を魅了し、多くの観光客がリヒテンシュタイン城へと日々押し寄せてくるのです。

現実的には考えられない立地とそのお城の美しさから、リヒテンシュタイン城は ‘‘妖精の城’’ とも呼ばれています。
お城の敷地内に一歩足を踏み入れると、そこから物語が始まりそうな気分になりますよ。

2. 中庭

城の敷地内にある中庭には展望台があり、上記でご紹介した崖に聳え立つ城の姿を一望できます。お城の敷地内の一番の写真スポットとしても知られていますよ。

さらに、展望台からは、オレンジ色や茶色の屋根の家々が美しい町並み、そしてどこまでも続いていくような広大な森が見られ、それらの見事な眺望に圧倒されること間違いなし。

緑豊かな森とお城が織り成す光景は、私たちを中世の世界へと導きます。

3. 城の歴史

リヒテンシュタイン城が人々を魅了する理由のひとつとして、お城の歴史が挙げられます。

お城が最初に建設されたのは12世紀頃ですが、1311年の帝国戦争で一度破壊され、4年後に再建されたものの、市民の反乱で再度破壊。

2度に渡り破壊されたリヒテンシュタイン城は、1803年までの400年以上もの間廃城のままでしたが、ヴュルデンベルク家の公爵フリードリヒ2世により ’’狩猟の館’’ として再建されます。 

その後、狩猟の館を継承したリードリヒ2世の甥が、ヴィルヘルム・フォン・ウラッハ公爵世の小説・騎士物語に深く感銘を受け、なんと狩猟の館を全て解体し、1840年から1842年にかけてリヒテンシュタイン城を中世風に築き上げたのが、現在のリヒテンシュタイン城なのです。

ヴィルヘルム公爵の騎士物語への熱い思いが、中世様式のお城を築き上げ、現存する中世時代のお城以上に、中世の世界を私たちに届けてくれているのです。

4.城内ガイドツアー

リヒテンシュタイン城の城の中へは、ガイドツアーでないと入場することができません。

上記で説明したように、リヒテンシュタイン城は中世に作られたお城ではないのですが、ヴィルヘルム公爵の騎士物語への憧れが、城内に中世の世界を惜しみもなく再現しています。

中庭からお城へと続く木造の橋を渡り、ガイドさんが私たちをおとぎの世界へと導いてくれます。
城内では、ヴィルヘルム公爵が実際に着用していた鎧や武器などが並べられた「武器陳列ホール」、ヴィルヘルム公爵の身長と同じシャンパングラスが見られる「酒盛りの間」など重厚感漂うお部屋8つを見学することができます。

残念ながら、城内ガイドツアーには日本語のものはないのですが、日本語に通訳された城内の説明が記載されたパンフレットをチケット購入の際にいただけるので、それを見ながら城内をガイドさんと一緒に回っていきます。

5.城周辺の森

城内の見学が終わった後は、周辺の森を散策してみてはいかがでしょうか?

お城の周りは森に囲まれており、いくつかのトレッキングコースやサイクリングコースがあるので、時間に余裕があるのであれば、ぜひ試したいところ。

夏の晴れた日はとても気持ちが良いですし、美しい森もドイツ観光の魅力のひとつでありますよ!

ドイツならではの自然をぜひ体感してみて下さいね!

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、断崖に聳えるドイツの名城 “リヒテンシュタイン城” についてご紹介しました。
ヴィルヘルム公爵の騎士物語へのロマンが詰まったリヒテンシュタイン城は、一度見たら忘れることができません。
ドイツ旅行やヨーロッパ旅行を計画しているのであれば、ぜひリヒテンシュタイン城まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?