海外でロックダウンにあったらどうする?帰国するかしないかを決める5つの基準

海外でロックダウンにあったらどうする?帰国するかしないかを決める5つの基準

新型コロナウイルスの拡大で、海外に滞在している日本人への影響は日に深刻化しています。

海外で仕事をしている、または留学中、世界一周中など事情は様々。

海外での旅行や滞在を楽しんでいる中、急にロックダウンにあったらあなたはどうしますか?

ロックダウンは意外にも予告数日後に発令されることもあり、帰国するかすべきかとパニックに陥る方が多いです。

筆者は現在ニュージーランドに在住しているのですが、新型コロナウイルスの拡大に伴い2週間前から最低1か月間のロックダウンが始まりました。

そのような中、生活に必要不可欠なビジネスが一斉に停止されたため、多くの留学生やワーキングホリデーで滞在している方が職を失い、不安な状況が続いています。

そのため、「帰国」という判断をすべきかそれとも収束を「待つ」べきかと、判断に困っている若者が多くいるのです。

こで今回は、冷静な判断をするために、ロックダウンにあった際に帰国すべきかしないかを決める5つの基準をご紹介していきます。

1、ビザは大丈夫?

最初に確認してもらいたいのが、ビザの有効期限。

一度ロックダウンが始まると、ほとんどのフライト(国内線・国際線共に)が減便、もしくはキャンセルされます。

仮に、帰国する予定がありフライトを既に予約してあった場合でも、キャンセルされる場合があるので、ビザの有効期限内にあなたが帰国できる保証がありません。

そのような中、あなたのビザの有効期限は大丈夫でしょうか?ビザが3、4か月先まで有効であるならば問題はないでしょうが、来月や再来月に切れるとなると心配です。

帰国便を手配できるのであれば、正直帰国をおすすめします。

一方、ビザへの対応は国によって大きく異なり、イミグレーション側がビザの有効期限が近い方向けに柔軟な対応をとることもあります。

まず冷静になるためにも、滞在先のイミグレーションのWebサイトをチェックし、ビザに関する最新の情報を手に入れて下さい。

また「たびレジ」や「ORR net」に在留届を提出しておくことで、いざという時に必要な情報や支援をスムーズに受けられます。

外務省の海外安全ホームページも必読です。

あなたのビザ状況と情報収集をしたうえで、帰国するかしないかを検討してみて下さい。

2、十分な貯蓄は?

冒頭で説明したように、ロックダウンが実施されると解雇される場合や働けず収入が入らない事態が起こりえます。

国によっては雇用主に給付金が支払われ、そのお金で従業員に給与の支払いを促す国もありますが、雇用を続けるか続けないかの決断は雇用主次第。

また、ロックダウン中収入がなくなった場合、現地で滞在を続けるには家賃と食費の支払いが最低限必要となります。

そのため、帰国をしないのであれば、十分な貯蓄があることが必須。

貯蓄がないのであれば、言うまでもなく帰国すべきです。

未だに先行きが見えない状況のため、少なくとも数か月間は収入なしでも生活していける資金に加え、いざという時に帰国するための航空券や万が一感染した際の医療費をまかなえる貯蓄や保険が必要となります。

3、滞在先は?

ロックダウン中は、基本的に不要不急の外出が禁止となります。

そのため、1日のほとんどをしばらくの間自宅で過ごすことになりますが、あなたは自己隔離するための家もしく滞在先がありますか?

特に留学生やワーキングホリデーの方で多いのが、「学校が休校で寮が閉鎖…」や「旅行中なので家がない…。」というケース。

そのような場合、帰国を希望しないのであれば、宿泊先をまず探しましょう。

知り合いや友人自宅、もしくはホテルやホステルなどをあたってみるのが一番です。

最悪の場合、「自己隔離のために宿泊先を探しています!」といった内容をソーシャルディアに投稿してみるのもあり。

しかし、ホテルやホステルもロックダウン中は営業停止するところも多く、宿泊先を見つけるのも一苦労。

例え見つかったとしても、値段が高騰していることは予想がつくでしょう。

滞在先が見つからないのであれば、帰国を選ぶことがあなたの身を守るためにもベストであることを理解して下さい。

4、医療費は?

あなたは万が一新型コロナウイルスに感染した際の医療費についてどのように考えていますか?

医療保険に加入していない場合、もし感染して重篤化すれば、もちろん高額な医療費が請求されることは間違いありません。

また、あなたがお持ちの海外医療保険ですら、新型コロナウイルスの治療費を保険でカバーできるかは、その保険の商品次第。

まずは、あなたが加入している保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。

一方、国によっては外国人であっても新型コロナウイルスに感染した場合治療費が無料になるなどの特別措置がとられる場合もありますが、対応は国により様々。

現地のニュースや日本大使館・領事館のホームページを頻繁にチェックし、今後あなたが滞在している国があなたにどのような対応をしていくのか、リアルタイムでチェックしていくことが大切です。

医療費に不安があるのであれば、万一に備えて帰国するのもひとつの手段であります。

5、フライトは?

帰国をするかしないかを決断する際に、帰国便を手配できるかも重要なポイントになります。

急な首都封鎖やロックダウンに伴うフライトの欠航が相次いで発生しており、航空券の価格が通常の2倍、3倍と高騰しています。

そのため、帰国を決断するのであれば、フライトがあるうちに航空券を手配することをおすすめします。

できれば、ロックダウンや首都封鎖が起こる前に、帰国すべきかしないかを検討し、帰国するのであれば、できるだけ早く航空券を購入してください。

そのためにも、早めの情報収集と決断が大切になりますよ。

6、冷静かつ迅速な判断を!

今回は、海外でロックダウンにあった際に、帰国するかしないかの判断基準を5つご紹介しました。

新型コロナウイルスへの措置は国際基準といったものがなく、ビザ、医療費、雇用など国により対応が様々であることが分かりましたね。

貯蓄が底をつきて生活が困窮したり、また帰国したくても航空券の価格が高騰して帰れないといった事態を防ぐためにも、日ごろから情報収集を念入りに行い、冷静かつ迅速な判断をとっていきましょう。