【個人旅行の計画の立て方】移動手段から宿泊先の決め方など

【個人旅行の計画の立て方】移動手段から宿泊先の決め方など

みなさんは、旅行の計画を立てる時に、最初にしっかりとした段取りを組んでいますか?

実は、この段取りがしっかりとしているだけで、旅行の計画はいっそう楽しいものになります。

逆に、段取りがしっかりしていないと、ストレスに感じたり、計画自体が全て台無しになったりすることも!

この記事では、個人旅行を何度も経験してきた筆者が、失敗しない計画の立て方や宿泊先の決め方などをご紹介します。

Contents

手帳を活用する方法

個人旅行を計画する時にあると便利なのが、B5サイズのノートや大きめの手帳です。

写真のように時間軸の線を描くことで、決まった事柄から順に書き込んでいけるので、管理がしやく便利です。

また、旅行の全体像を把握できるという点でも、この方法は優れています。

個々の日程はスマートフォンで管理

個人旅行の日程管理で大切なことは、全体像を把握することとリマインダーであると言っても過言ではありません。

手帳などを活用して全体像を把握しつつ、個々の日程は、スマートフォン(Googleカレンダー)などのリマインダー機能を活用しましょう。

こうすることで、電車や飛行機に乗り遅れることを防げます。

また、多くのカレンダーは地図のリンクも追加できるので、宿泊先のチェックインタイムと一緒に保存しておけば、現地で行き方を調べる手間が省けて便利ですよ。

計画を立てる時には、「大→小」が一番効率的

個人旅行で計画を立てる際に、何を最初に決めますか?

目的が最初から決まっている場合を除いて、一般的には、行く国を最初に決める人が多いのではないでしょうか?

このように、大きなことから小さなことへと順に決めていくのが、一番効率的です。

決める順番の具体例

1. 国(観光スポット、物価、治安、渡航規制、ヘルスケアシステム、人々など)
2. 日本からの航空券代、ルート、ビザや許可証、滞在期間など
3. 訪れる地方(空港からの移動手段、国内旅行であれば、自宅からの移動手段やルート)
4. 訪れる観光地や目的地
5. 目的地への移動手段、ルート、移動にかかる料金など
6. 宿泊先(※宿泊できる場所があるかどうかを確認してから航空券を手配する)
7. 食事をするレストランやお土産を買うお店
8. 帰路

このように、大きな枠組みから細かいことへと順に整理しながら計画を立てることで、予約したホテルなどをキャンセルせずに済みます。

宿泊を拒否される場合もあるので注意!

海外旅行だと、現在、コロナウイルスの影響で、入国規制は解除されても、宿泊先によっては、アジア人や外国人だからという理由で、宿泊を拒否される場合もあります。

不愉快な思いをしないようにするためにも、この場合、フライトを予約する前に、宿泊できるところがあるかどうかを確認することが重要です。

こういった、リスクがこわい!という方は、旅行代理店などにお願いして手配してもらいましょう。

目的がある場合は、目的地を中心に決めていく

イベントや、どうしても行きたい目的地など、最初から旅行の目的がはっきりとしている場合は、その目的を中心に計画を立てていきましょう。

この場合、目的地やイベントの日程から逆算して大枠の計画を立てなくてはならないので、多少手間がかかりますが、コツさえつかめば、それほど難しくはありません。

決める順番の具体例

1. 目的地(日程、空港からの移動手段など)
2. 日本から目的地がある国への航空券代、ルート、ビザや許可証、滞在期間など
3. 目的地がある国の情報を把握(観光スポット、物価、治安、渡航規制、ヘルスケアシステム、人々など)
4. 宿泊先(※宿泊できる場所があるかどうかを確認してから航空券を手配する)
5. 食事をするレストランやお土産を買うお店
6. 帰路

こうしてリストアップしてみると、意外に簡単そうですよね。

旅行においては、何でもリストアップすると頭のモヤモヤがクリアになるので、おすすめですよ。

移動手段を先に確保してから、宿泊先を決める!

個人で宿泊先を手配する場合は、必ず移動手段を先に確保してから、宿泊先を決めるようにしましょう。

こうすることで、先にホテルを決めてしまってから、移動手段がない!という事態を防ぐことができ、キャンセル料も払わなくて済みます。

泊先の手配や移動手段の確保は、英語での細かいやり取りが必要な場合もあり、面倒だと感じる人も少なくないようです。

筆者も、何度か個人旅行をしていますが、旅行代理店に頼めば良かったと後悔したことが何度かあります。

その上、オーバーブッキングなどで、事前予約していた宿泊先に泊まれないというリスクもあります。

こういったマイナスの面を嫌だなと感じる人は、宿泊先と移動手段の手配だけでも旅行代理店にお願いすることをおすすめします。

宿泊先を決めるときの判断材料は?

宿泊先を決める判断材料は、いくつかあります。

個人的に筆者が参考にしていることは、以下の3つです。

・利便性(訪れる観光地から近い、街の中心地から徒歩10分以内など)
・トリップアドバイザーやAirbnbなどの口コミと評価数
・ホテルなら星の数

口コミを参考にする場合、注目するのは、利便性、騒音、スタッフの対応、食事、バスタブの有無、追加料金の有無、アメニティの有無、治安などです。

たまに、事前にメールでお願いすることで、バスタブがある部屋や騒音が少ない部屋へ移動してくれる場合があるので、事前確認は重要です。

また、2つ星ホテルでも比較的良いホテルもあります。

その場合は、スタッフとのメールでのやり取り、口コミなどで最終的に判断します。

また、逆に4つ星ホテルでもスタッフの対応が親切ではない場合、考え直すこともあります。

事前予約する時の注意点

事前に宿泊先を予約する際には、予約サイトを通して予約する場合でも、必ず電話、またはメールでスタッフに予約を確認するようにします。

こうすることで、ダブルブッキングなどをある程度は防ぐことができます。

また、予約サイトを通して予約する際には、キャンセリングポリシーを事前に確認するようにしましょう。

良心的なサイトは、当日キャンセルした場合でも、数百円程度のキャンセル料金しか発生しないところもあります。

宿泊先が決まったら、地図をカスタマイズしよう

宿泊先や、訪れる観光地が決まったら、Googleの地図をカスタマイズしましょう。

例えば、「マイプレス」機能を活用して、「日時/観光地名」「日時/宿泊先名」「日時/レストラン名」などのラベルを作り、それぞれの場所を登録しておけば、現地で迷ったときに、スマホでGoogle地図を開けばすぐに見つけることができ、現在地からのルート検索も簡単になります。

また、スマホが盗難に遭ったり、バッテリー切れする可能性も考えて、地図や宿泊先の情報は紙ベースでも持参しましょう。

個人旅行の計画は余裕を持って立てよう!

この記事では、個人で旅行の計画を立てる際の注意点やコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

細かいコーディネイトが苦手という方は、移動手段や宿泊先の手配だけでも、旅行代理店にお願いすることをおすすめしますが、そうでない方はぜひ参考にしてみてくださいね。