海外旅行で無料Wi-Fiを使うのは危険!?安全対策6選を紹介!

海外旅行で無料Wi-Fiを使うのは危険!?安全対策6選を紹介!

海外旅行の必需品である現地SIMポケットWi-Fi

しかし、筆者は空港やカフェ、ホテルなどで使用できる公共の無料Wi-Fiを利用することで、旅のコストをおさえられると考えています。

もちろん、現地SIMカードなどもあった方が便利なのですが、行き先によっては公共の無料Wi-Fiのみで旅をしなくてはならないことも。

とはいえ、無料Wi-Fiはセキュリティ対策がなされていない場合があり、使用には注意が必要です。

そこで、今回は海外旅行で無料Wi-Fiを利用する際の安全対策6選をご紹介します!

 

Contents

セキュリティアプリで危険度チェック

スマホなどで無料Wi-Fiを利用する際に便利なのが、このWi-Fiセキュリティチェックアプリ

利用しようとしている無料Wi-Fiのリスクレベルを高いか低いかで表示してくれます。

Android OSに対応している無料アプリは、『Avira Antivirus Security』、『FFRI安心アプリチェッカー』、『AVL』などで、無料なのに性能が高いと評判です。

iPhoneに対応しているセキュリティアプリは、Android用と比べると、一般的に性能が落ちると言われています。

なかでも有名なのが、『McAfee Mobile Security』、『Lookout』、『ノートンモバイルセキュリティ』です。

いずれも無料で、有料版に切り替えることも可能です。

 

VPNを利用する

無料のセキュリティアプリでも、ある程度は危険な無料Wi-Fiを回避できますが、
アプリはスマートフォンしか対応しておらずPCには使用できません。

また、時には危険度の高い無料Wi-Fiを利用しなくてはならない場合もあります。

緊急時で周囲に飛んでいるWi-Fiがそれしかない場合は、危険でも使うしかありません。

そんな時に便利なのがVPNです。

“VPNは、Virtual Private Networkの略で、
離れた場所同士を仮想的な専用線で接続し安全にデータをやり取りするための技術のことで、主に企業のネットワーク構築に利用されています。

VPNを利用すると、端末からVPNが接続されているサーバーまでの通信を暗号化してくれます。

”(引用: 無料Wi-Fiスポットを使う危険性|正しいセキュリティの方法を解説します/インターネット比較の達人 )

VPNには無料のものと有料のものがあり、使用できるデータ通信量で無料か有料が違ってきます。

無料VPNで有名なものは、『HideMe VPN』(Windows、Mac、iOS、Android対応)、
『VyprVPN』(iOS, Android対応)、『TunnelBear』(Windows、Mac、iOS、Android対応の「RememBear」)などがあります。

 

なるべく暗号化された無料Wi-Fiを選ぶ

通信自体が暗号化された無料Wi-Fiを使用することで、ハッカーなどが個人情報にアクセスするのを防ぎましょう。

暗号化されたWi-FiはWi-Fi名の横に「鍵マーク」がついています。

注意して確認してみましょう。

空港やカフェの無料Wi-Fiは大抵が暗号化されていないので、事前に暗号化されている無料Wi-Fiを行き先ごとに調べておく必要があります。

海外ではスーパー、電車や公共バスの中、駅、病院など、無料Wi-Fiが備わっている施設が多い一方で、
暗号化されていない場合が多いので、接続には十分注意をしましょう。

 

暗号化されたウェブサイトにアクセス

安心できる暗号化された無料Wi-Fiが周りに飛んでおらず、なおかつVPNもアプリも持ち合わせていないときに、
おすすめなのが「https://」からはじまるウェブサイトにのみアクセスするという方法

これだけでは万全ではなく不便ですが、いざ!という時には使える方法です。

PCや端末とサーバー間の通信が暗号化されているので、ブラウジングだけなら安心といえるでしょう。

また、「https://」からではなく元来の「http://」からはじまるウェブサイトをひらいた時に、
警告をアドレスバーに表示してくれるブラウザ「Google Chrome」を使用するという方法もあります。

 

ファイル共有をオフにする

意外に盲点となっているのが、この「ファイル共有機能」。

海外旅行などでハッカーがたくさんいる場所に旅行に行くのに、「ファイル共有」をオンにしたままの人はたくさんいます。

これは、丸裸の状態で「情報を盗んでください」と言っているようなもの。

十分に気をつけましょう。

オフにする方法は以下の通りです。
WindowsのPCの場合は、
1. 「スタート」
2. 「コントロールパネル」
3. 「ネットワークと共有センター」
4. 「共有の詳細設定の変更」
5. 「ファイルとプリンターの共有」をオフに

Macの場合は、

1. Docの「システム環境設定」をクリック
2. 「共有」
3. 「Finder」
4. 「移動」「AirDrop」を選択
5. 「このMacを検出可能な相手」で「なし」を選択

 

個人情報を入力しない

GDPR(EU一般データ保護規則)が今年の5月に実施されてから、世界中で個人情報のデータプロテクションが一気に加速しました。

これにより、グローバルに展開している企業やEUからのアクセスがあるサイトなどはすべて、
個人情報の使用について個人から承諾を得ることを義務付けられるようになりました。

このため、以前ほど個人情報をマーケティングの目的で商用利用する企業は減りました。

それでも個人情報をむやみに提供するのは危険です。

今でも無料Wi-Fiにアクセスするとメールアドレスや氏名の入力を要求してくるサイトが多くあります。

暗号化されていない無料Wi-Fiなどにアクセスするときは、個人情報を提供するのはなるべく避けるようにしましょう。

お使いのメールアドレスが“捨てアドレス”で、大量のプロモーションレターが届いても良いという場合は別ですが。・・・

 

海外旅行中に無料Wi-Fiを利用する際には、十分に気をつけよう!

以上、旅行中に無料Wi-Fiを利用する際の安全対策6選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ハッカーが多い海外に旅行に行く際は、十分に気をつけて安全対策を行いましょう!